駅間の長さから地域を絞る
線の間隔を見るだけで、都市部か地方かが分かります。272mから30kmまでの幅を手がかりにします。
この記事で できるようになること線の間隔だけで都市部か地方かを見分けられる
最終更新: 2026-10-01
路線図には距離の目盛りがありません。しかし駅と駅の間隔は見えます。
全596路線の平均駅間距離を計算したところ、最短272mから最長30.3kmまで、110倍の開きがありました。この差が場所を教えてくれます。
駅間が極端に短い路線
| 路線名 | 平均駅間 | 駅数 | 場所 |
|---|---|---|---|
| 清輝橋線 | 272m | 9 | 岡山 |
| 富山地鉄富山都心線 | 274m | 13 | 富山 |
| 長崎電軌1系統 | 281m | 26 | 長崎 |
| 長崎電軌5系統 | 292m | 13 | 長崎 |
| 長崎電軌4系統 | 303m | 10 | 長崎 |
| 鹿児島市電2系統 | 307m | 20 | 鹿児島 |
| 広電3号線 | 308m | 18 | 広島 |
| 桟橋線 | 317m | 11 | 高知 |
| 伊予鉄道環状線 | 317m | 22 | 愛媛 |
| 広電1号線 | 320m | 25 | 広島 |
すべて路面電車です。 300m前後という間隔は、他の鉄道には存在しません。
路線図上では、点が数珠つなぎに密集した細長い塊として現れます。この形を見たら、候補は次の6都市に絞れます。
| 都市 | 事業者 |
|---|---|
| 広島 | 広島電鉄 |
| 長崎 | 長崎電気軌道 |
| 松山 | 伊予鉄道 |
| 高知 | 土佐電気鉄道 |
| 鹿児島 | 鹿児島市交通局 |
| 岡山・富山 | 岡山電気軌道・富山地方鉄道 |
同じ8駅でも、盤面での見え方がまったく違います。
駅間が極端に長い路線
| 路線名 | 平均駅間 | 駅数 |
|---|---|---|
| 東海道新幹線 | 30.3km | 17 |
| 東北新幹線 | 29.6km | 23 |
| 山陽新幹線 | 28.6km | 19 |
| 秋田新幹線 | 27.0km | 23 |
| 上越新幹線 | 26.2km | 12 |
| 北陸新幹線 | 23.4km | 24 |
| 九州新幹線 | 22.2km | 12 |
| 山形新幹線 | 21.5km | 19 |
| JR石勝線 | 16.7km | 7 |
| JR函館本線(長万部〜小樽) | 7.5km | 17 |
| 花咲線 | 7.2km | 17 |
| JR石北本線 | 6.7km | 33 |
| JR宗谷本線 | 6.7km | 35 |
上位8本はすべて新幹線です。イージーで極端に長い直線が見えたら、それは新幹線です。
9位以降は北海道の路線が並びます。ノーマル・ハードで新幹線が消えたあと、7km前後の駅間が続く路線は北海道と考えてよいでしょう。
尺度の一覧
| 見た目 | 平均駅間 | 該当 |
|---|---|---|
| 点が数珠つなぎに密集 | 0.3km | 路面電車(6都市) |
| 密集しているが区別できる | 0.8〜1.5km | 都市部の地下鉄 |
| 等間隔で規則的 | 2〜4km | 郊外の通勤路線 |
| ゆったり | 5〜10km | 地方の幹線 |
| まばら | 7km前後 | 北海道 |
| 極端に長い直線 | 20〜30km | 新幹線 |
高次数の駅が密集する場所
もう1つ、形で識別できるパターンがあります。半径2km以内に次数7以上の駅が集まっている場所です。
| 駅数 | 場所 | 代表的な駅 |
|---|---|---|
| 19 | 広島 | 稲荷町、十日市町、本通、八丁堀、銀山町 |
| 9 | 松山 | 南堀端、西堀端、上一万、警察署前、勝山町 |
| 7 | 東京(丸の内) | 東京、新橋、有楽町、御茶ノ水、大手町 |
| 5 | 東京(上野) | 上野、御徒町、御茶ノ水、秋葉原、神田 |
| 3 | 大阪(南部) | 新今宮、天王寺、なんば |
広島の19駅が突出しています。 半径2kmに次数7以上が19駅というのは、全国で他にありません。広電の路線網が市街地で何度も交差するためです。
松山の9駅も同様で、伊予鉄道の路面電車が密集しています。
この2か所は「小さな範囲に高次数の駅が異様に固まっている」形として、ハードでも識別できます。
色で種別を判断しない
路線の色は路線ごとにランダムです。 実際の路線カラーとも、新幹線かどうかとも無関係です。凡例にもそう書かれています。
実戦の6問目で、オレンジ色の長い路線を新幹線だと思い込んでお手つきしました。実際は千葉県の在来線でした。
新幹線かどうかは色ではなく、駅間の長さで判断します。この記事の尺度が使えるのはそのためです。数kmの間隔なら在来線、20km以上が並ぶなら新幹線です。
実戦での使い方
手順1: まず全体の間隔を見る
開いた路線の点の間隔が、画面上でどのくらいか確認します。同じ画面内に間隔の違う路線があれば、それぞれ別の性格の路線です。
手順2: 極端なものを探す
- 数珠つなぎに密集 → 路面電車の6都市
- 異様に長い直線 → 新幹線(イージーのみ)か北海道
手順3: 尺度を決める
新幹線か路面電車が見つかれば、それを定規にして他の路線の縮尺が読めます。
新幹線の1駅分(約30km)が画面で3cmなら、画面1cmが10kmです。この尺度で他の路線を見れば、都市部か地方かが分かります。
ノーマル・ハードでの代替
新幹線が使えないとき、代わりの定規になるのは次の2つです。
路面電車(0.3km)
見つけやすく、しかも場所が6都市に限られます。最も強い代替です。
北海道の路線(7km)
点がまばらで線が長い路線が続いたら北海道です。ただし山間部のローカル線と紛らわしいので、単独では決め手になりません。
できたかの確認
イージーを5問やって、最初の2ターンで都市部か地方かだけを言ってみてください。駅名は当てなくて構いません。
- 5問中4問で当たればクリアです。 線の間隔だけで判断します
- 外れるときは、たいてい1本の路線だけを見ています。盤面全体の間隔を比べます
この段は駅を覚えていなくても通過できます。
乗り放題で路線を開き、同じ画面内の駅間を比べます。点が密集する区間と長く伸びる区間を探し、本文の尺度の一覧から路線の性格を仮に選びます。その見立てを手がかりに探索し、分かる駅を答えて場所と照合します。
確認の目安は、駅間から都市部か地方かを絞り、答えた場所との対応を説明できることです。イージーで新幹線を見つけた場合は20〜30km、路面電車と見立てた場合は0.3kmという本文の目安を、周囲の路線との比較に使います。
見立てが外れる場合は、画面上の長さをそのまま実際の距離だと思っていないか確認します。定規になる路線を見つけてから比較します。
次に学ぶこと
同じ3段目に、数えられないほど密集した盤面の読み方があります。
- 数えられない密集を、形で読む(3段目)
- 答える駅を選ぶ(4段目)
検証方法
ゲームの路線データ(8,773駅・596路線・9,994辺)から、各路線の隣接駅間の距離をhaversine公式で計算し、路線ごとに平均しました。駅数5以上の路線を対象としています。
高次数の密集は、次数7以上の駅について半径2km以内の同条件の駅を数え、3駅以上のまとまりを抽出しました。