次数とは何か
盤面で線を数える意味を説明します。次数が高い駅ほど候補が絞れますが、次数だけで選ぶと覚える駅を間違えます。
この記事で できるようになること次数で候補が絞れる仕組みが分かる
最終更新: 2026-10-01
盤面で「線が何本集まっているか」を数えると、候補が絞れます。その仕組みを説明します。
この記事は背景の説明です。覚える駅そのものは49駅の覚え方にあります。
すぐ覚え始めたい場合 → 49駅の覚え方へ。この記事は飛ばして構いません。
次数が高い駅は候補が少ない
「次数」は、その駅から出ている線の本数です。盤面で数えられます。
次数が高いほど、全国で同じ形の駅が減ります。次数11以上なら23駅しかありません。
「次数が11以上の駅」、つまり11本以上の線が集まる駅です。
この23駅から始めるなら → 49駅の覚え方の第1陣・第2陣(上位30駅)を覚えるほうが効率的です。同じ労力で65%に届きます。
| 駅名 | 次数 | 頭文字 | 都道府県 |
|---|---|---|---|
| 上野 | 23 | U | 東京 |
| 大宮 | 20 | O | 埼玉 |
| 東京 | 19 | T | 東京 |
| 新宿 | 19 | S | 東京 |
| 大阪 | 17 | O | 大阪 |
| 名古屋 | 16 | N | 愛知 |
| 横浜 | 15 | Y | 神奈川 |
| 渋谷 | 14 | S | 東京 |
| 新今宮 | 14 | S | 大阪 |
| 新橋 | 13 | S | 東京 |
| 池袋 | 13 | I | 東京 |
| 品川 | 12 | S | 東京 |
| 有楽町 | 12 | Y | 東京 |
| 武蔵小杉 | 12 | M | 神奈川 |
| 富山 | 12 | T | 富山 |
| 南堀端 | 12 | M | 愛媛 |
| 福島 | 11 | F | 福島 |
| 郡山 | 11 | K | 福島 |
| 千葉 | 11 | C | 千葉 |
| 金山 | 11 | K | 愛知 |
| 天王寺 | 11 | T | 大阪 |
| 岡山 | 11 | O | 岡山 |
| 広島 | 11 | H | 広島 |
「次数」は、その駅から出ている線の本数です。盤面で数えられます。
ただし次数だけで選ぶと失敗する
この23駅を覚えても、正解率は49%止まりです。次数が高くても盤面に出てこない駅が混ざるためです。
| 覚える駅数 | 正解率 | 中央ターン |
|---|---|---|
| 10 | 28% | 8 |
| 23 | 49% | 6 |
| 50 | 75% | 5 |
| 100 | 81% | 4 |
| 200 | 90% | 3 |
23駅は「最小限」であって「十分」ではありません。**50駅まで増やすと75%**になり、ここが費用対効果の転換点です。ターン数も6から5に減ります。
またこのリストには北海道と九州の駅が1つも入っていません。この2地域では正解率が0%と2%になります。詳しくは全国23駅リストが通用しない地域があるをご覧ください。
まず23駅から始めて、慣れたら50駅と地域別リストへ広げてください。
なぜこの23駅なのか
理由1: 盤面で数えられる唯一の情報だから
ネスゴシで確実に読み取れるのは、点から出ている線の本数です。駅名も路線名も見えませんが、次数は見れば分かります。
理由2: 次数が大きい駅は極端に少ないから
全8,773駅のうち、次数別の駅数はこうなっています。
| 次数 | 該当駅数 | 頭文字も見たときの平均候補数 |
|---|---|---|
| 6 | 78駅 | 8.1 |
| 7 | 15駅 | 2.2 |
| 8 | 44駅 | 5.7 |
| 9 | 6駅 | 2.0 |
| 10 | 15駅 | 2.2 |
| 11以上 | 23駅 | 1.0〜1.4 |
次数11以上なら、頭文字と組み合わせるとほぼ1駅に決まります。 これが23駅という数字の根拠です。
ただしこれは「11以上まで待て」という意味ではありません。実際に解けた問題の45%は次数10以下の駅で答えています。
次数13以上に絞れば11駅、頭文字まで見ればすべて一意です。まずここだけ覚えても効果があります。
何ターンで出会えるか
ランダムな300駅から出題し、輪が多い駅から押した場合に、Nターン以内で高次数の駅が見える確率です。
| 許容ターン | 次数8以上 | 次数11以上 | 次数13以上 |
|---|---|---|---|
| 1 | 10% | 4% | 2% |
| 2 | 21% | 11% | 5% |
| 3 | 31% | 17% | 8% |
| 5 | 50% | 26% | 14% |
| 8 | 62% | 33% | 19% |
| 10 | 70% | 38% | 24% |
5ターン開いても、次数11以上の駅に出会えるのは4問に1問です。 高次数の駅を待つより、23駅リストの駅に出会うことを狙います。
ネスゴシは「見えている駅ならどれを答えてもいい」ので、寝過ごした駅の正体が分からなくても、この23駅のどれかが見つかれば答えられます。
探索の単位は「駅」ではなく「区間」
もう1つ重要な事実があります。
全8,773駅のうち、乗換駅か終点駅は1,422駅だけです。残り7,351駅(84%)は通過駅で、ゲームでは一気に開かれます。
| 種類 | 駅数 | 割合 |
|---|---|---|
| 区切り駅(乗換・終点) | 1,422 | 16% |
| 通過駅 | 7,351 | 84% |
つまり1ターンで開くのは「1駅」ではなく「次の分岐までの区間ぜんぶ」です。ただしその区間が何駅あるかは押す前に見えません。だから区間の長さを狙って選ぶことはできません。
実際に解いて確かめた
ここまでは計算です。実戦で通用するか試しました。
結果: 失敗しました。 その原因が、この記事で一番お伝えしたいことです。
何が起きたか
ランダムな問題を開き、2ターン開いた時点でこうなりました。
- 頭文字Sの駅からスタート
- 1ターン目で頭文字Nの乗換駅が出現、3路線が集まる
- 2ターン目でTらしきラベルが2つ隣接して見えた
私は「T-T隣接」という特徴を手がかりに、データベースを検索しました。全国で該当するのは4組だけです。
| 候補 | 近傍の乗換駅 | 場所 |
|---|---|---|
| 燕-燕三条 | 長岡 | 新潟 |
| 鶴橋-谷町九丁目 | 日本橋 | 大阪 |
| 虎ノ門-溜池山王 | 永田町 | 東京 |
| 谷町六丁目-谷町九丁目 | 日本橋 | 大阪 |
4択まで絞れて、新潟だと判断しました。
正解は石神井公園(東京)でした。
失敗の原因
答え合わせのためデータで再現したところ、2ターンで見えていたのはこの範囲でした。
| 駅名 | 頭文字 | 次数 |
|---|---|---|
| 池袋 | I | 13 |
| 練馬 | N | 6 |
| 小竹向原 | K | 5 |
| 中井 | N | 4 |
| 東村山 | H | 4 |
| 所沢 | T | 4 |
T-T隣接は存在しませんでした。 画面上で近くに表示された2つのラベルを、隣り合う駅だと誤読したのです。
そして致命的なのは、次数13の池袋が見えていたのに、私が見落としていたことです。23駅リストの1つが画面にあったのに、細かい形に気を取られて数えませんでした。
ここから得た教訓
1. 最初に数えるのは「線の本数」
形のパターンを探す前に、盤面で最も線が集まっている点を探し、そこから出ている線を数えてください。次数8以上なら候補は88駅、11以上なら23駅です。
2. ラベルの近さと駅の隣接は別物
路線図は実際の地理に基づいて描かれるので、別路線の駅同士が画面上で近づくことがあります。線でつながっているかを必ず確認してください。
3. 珍しい形より、大きい駅
「T-T隣接」のような形の特徴は、確かに候補を4組まで絞れます。しかし誤読のリスクが高く、そもそも該当する問題が稀です。次数を数えるほうが確実で、使える場面も多いです。
手順のまとめ
- 開始時は両方向を開く。情報がないうちは選べません
- 開くたびに、盤面で最も線が集まっている点を探す
- その点から出ている線を数える。8本以上なら覚えたリストと照合する価値があります
- 頭文字と組み合わせて照合する。次数11を待つ必要はありません
- 見つからなければ、輪が多く残っている駅から押して繰り返す
次数11以上に出会う確率は、5ターンで26%、8ターンで33%です。出会えないほうが普通なので、焦らず開いてください。
できたかの確認
23駅を覚えたら、イージーを10問やってください。
- 5問前後解けていればクリアです。 23駅ではこのあたりが上限です
- 解けない4問は暗記不足です。腕前の問題ではありません
5問に届かないときは、押し方が戻っている可能性があります。未開の輪が多い駅から押すを読み直します。
23駅の表を確認したら閉じ、乗り放題のイージーをプレイします。開くたびに最も線が集まる点を探し、覚えた駅と一致したら答えます。終了後に表と照合します。
確認の目安は、盤面で読めた23駅リストの駅を見落とさず、次数と頭文字を根拠に正解できることです。本文の60%は最大12ターンでのシミュレーション結果なので、全問を解けることではなく、覚えた駅に出会ったときに使えたかを確認します。
見えていた駅を答えられなかった場合は、細かなラベルの並びに気を取られ、線が最も集まる点を数え忘れていないか振り返ります。
次に学ぶこと
5割で止まるのは想定どおりです。同じ5段目で50駅まで広げると75%に上がります。
- 49駅の選び方(5段目)
ノーマルに上がる(6段目)。イージーで使えるようになったら、新幹線なしの読み方へ進みます。
検証方法について
この記事の数字は、ゲームが配信している路線データ(/data/graph.json、8,773駅・596路線・9,994辺)を解析して算出しました。
ターン数の計算では、ゲーム本体のルール(駅を開くと次の乗換駅か終点まで一気に表示される)を再現しています。出題はランダムな300〜400駅をサンプルとしました。
実戦の検証は乗り放題モードのイージーで行い、結果は上記のとおり1問目で失敗しています。成功例だけを載せると再現性のない記事になるため、失敗とその原因をそのまま記録しました。